妊娠・出産

3月生まれのメリット!3月生まれは本当に不利なのかメリットデメリットを全部!

漠然と、「3月生まれの赤ちゃんにしたい」と思った我が家。

というのも、上の子が既に年少で入園しており、
5学年離れるのはしんどいなぁ…と。

小学生は6年間…5学年離れると11年も通うわけです。
そうなると漠然と、育児期間が長いな…と思ってしまいました。

我が家が3月生まれいいなぁと思った理由は、
ほかならぬ自分が3月生まれで得したなぁと思い続けて生きてきたから。

なので、授かりものとはいえ、
赤ちゃんを3月に出産するといいこといっぱいあるので、
是非是非3月ベビーもいいなぁと思っていただければと思います。

この記事でわかること
  • 3月生まれ直伝!得したあれこれ
  • 3月出産の産休育休の期間
  • 保育園入園はどうだった?

【3月生まれメリット】3月生まれ押しの理由5つ

3月生まれはメリットいっぱい!
  • 1歳の誕生日を待った上ですぐ復職できる
  • 1歳+αの育休が取得しやすく、周りへの負担も最小限
  • 同じ学年で疑似きょうだい体験ができる(かわいがってもらえる)
  • 発達マイペースでも焦らなくて済む
  • 生涯賃金が1年間分多い

3月生まれは、自身の人生を通してですが、
本当にいいこといっぱい。

デメリットとして、
4月生まれと比較してもらえる手当が1年分少ないなどという方もいらっしゃいますが。

よく考えてみてほしいのですが。
ひと月1万5千円で子ども一人養えますか…?という話です。

最大で11か月分(約16万)少ないですが、
子どもからしてみれば、4月生まれよりも11か月早く社会人になります。
ひと月で差は埋まっちゃいます。

デメリットは、子ども医療制度なんかは最大11か月短くなってしまうので、
デメリットといえばそのくらいなんじゃなかろうか。

いいこといっぱい、3月生まれ。
理由の詳細を後述しています。

1歳の誕生日を迎えた上で速やかに復職できる

都市部などは保活が…という声も叫ばれますが、
全国で共通していることは、「4月入園は圧倒的間口が広い」
社会の年度が基本的に4月スタートのためです。

3月生まれは1歳4月入園の最短者なんです。

一部の超保活激戦区を除き、
1歳4月入園の対象者は3月生まれだからといって入園確率が落ちるものではありません

保活激戦区では、
一時保育の利用状況や認可・認可外保育の利用実績により加点があるようですが、
少なくとも東海地区のベッドタウンである我が自治体では、
そのような加点はありません

1歳4月入園について、
4月生まれだろうと10月生まれだろうと3月生まれだろうと、
多くの字自体では入園の確率に差はないのです。

共働きかどうか、祖父母同居かぐらいですかね。
優先度にかかわるのは。

そして、0歳児の保育料は滅茶苦茶高いですし、
利用しなくて済むのであれば、それに越したことはないです。

保育園の選び方も、0歳児枠を設けている保育園以外は、
0歳児からの持ち上がりで枠が…ということもありません。

1歳児(4/1で満1歳限定)~の保育園を希望すれば、
0歳児から預けなければ預けられないなんてことはありません。

我が家の自治体は1歳を迎えていても、
4月1日時点の年齢が0歳であれば中途入園は0歳クラスになります。
1歳途中入園で1歳児クラスに入るということは稀なシステムです。

ちなみに、1歳の誕生日の前日に何もしなければ育休は終わり、
当然育休手当もストップしてしまうので、
0歳入園のつもりがなくとも、1歳の誕生日前に入園願書は必須です

4月入園を希望している旨を伝えれば、
0歳段階での入園不承諾通知がでます。

例え数日でも、育休延長には0歳で入園しようとした行動の証明が必要です。

1歳+αの育休が取得しやすく、周りへの負担も最小限

前述の通り、4月入園が一番入園しやすいタイミング。

基本的に中途入園は狭き門ですし、
1歳になっても入園できるのは0歳クラスになる場合がほとんどです。

中途入園は4月入園ほどスムーズではないのが実情です。
0歳児預かりをしている保育園が現実的な距離にないことも。

となると、2歳近くの4月になるまで入園できないということも起こり得ます。

その点3月生まれは満1歳で1歳4月入園が現実的なので、
産後ほぼ満1年で無理なく職場復帰が見込めます。

私の場合は、出産年の年明け早々切迫早産の診断がついてしまい、
予定よりも早く産前休業せざるを得なくなってしまいましたが、
2020年1月~2021年3月までの1年とちょっとの産休育休で職場復帰がかないました

また、3月生まれの場合、4月入園を希望しているといえば、
0歳入園不承諾通知も結構スムーズに発行してもらましたよ。

育休延長も少しの期間で済むため、
周りからの理解もとても得やすかった。

同じ学年で疑似きょうだい体験ができる(いつだって弟妹)

3月生まれは同一学年でも一番若く、幼ければ幼いほど、4月生まれとの体格差は歴然。

同じ学年でも4月~10月生まれの子たちとは学年違うのでは?というくらい、
できること・やれることの範囲・種類はだいぶ違います。

そのうえで、
3月下旬生まれの我が家の息子「こむぎ」は、
4月~5月生まれの子たちに弟のように支えてもらっています。

我が家の3月生まれは少し年の離れた第2子だったので、
親戚間でも最初から末っ子ポジションではあったのですが、
同学年の間で兄や姉がいるかのような疑似体験もできています。

一人っ子にせよ、第1子にせよ、
上にきょうだいが欲しくともかなわない環境では、
このポジションはなかなか用意しようにも難しいはず。

3月生まれは体格差も発達差もあるので、
保育園ではかなり目や手を掛けてもらえているのを実感しています。

1歳クラスの担任の先生は本当にこむぎを可愛がってくれ、
1歳クラスの3月31日には、
「私の方がこむぎ君ロスです」と大号泣。

1歳になりたてで、クラスで一番赤ちゃん感残る3月生まれは、
いくつになっても気にかけてもらえます。

発達マイペースでも焦らなくて済む

同じ学年の中でも一番幼い3月生まれは、
最初から発達が1年遅くて当たり前。

「あれができない」「これができない」という目線をする人もいますが、
逆に周りを見つつ、「もうすぐあれができるようになるんだな」「これはあと少しで出来るんだな」と思うことができます◎

出来ないことは伸びしろですから!
3月生まれは特にそういう価値観で、成長速度を見守れます。

実際我が家の3月生まれも、
しゃべりだすのは遅かったですが、
言葉の理解は良く出来ていたため、焦ることはありませんでした。

生涯賃金が1年間分多い

この生涯賃金が1年分多いというのは、長い目で見て馬鹿にできません。

現在の日本では新卒は4月一括入社。
ところが、年齢による定年退職は誕生日が来た月なんですね。

22歳11か月で新卒入社しようが、
22歳0か月で新卒入社しようが、
満60歳(あるいは65歳)での定年は同じタイミング。

11カ月の賃金差って、
児童手当よりもずっと大きな差ですよね。

また、年金も20歳を迎えた誕生日から強制加入で支払いが始まりますから、
同じように学生の身分だったとして、
自力で支払えない(親が代替支払いor支払い猶予)期間が最大で11か月違うと負担感はかなり大きいです。

3月生まれは子の自立が約1年早い

【3月生まれデメリット】3月生まれの辛いところ3つ

3月生まれのデメリット

3月生まれの辛いところは、
やっぱりメリットの裏側・側面ですかね。

  1. 誕生日を迎えるとすぐ次のステップへ行ってしまう
  2. 幼い時ほど体格差・発達差が大きい
  3. 子育てにまつわる手当が最大11か月分少ない

誕生日を迎えるとすぐ次のステップへいってしまう

手が離れるのが早いといいますか。

我が家は10月生まれと3月生まれの姉弟なのですが、
10月生まれの上の子と比べるだけでも、
体感の親から手が離れるステップはとてもはやいです。

もう入園?
もう3歳?

そんな思いの繰り返しです。

単純に半年早く次のステップへ突入していくわけですから、
子どもの時間軸での半年はとても長いです。

幼い時ほど体格差・発達差が大きい

これはもうしょうがないことですが、
3月生まれや早生まれの子の親は誰しも気にするのではないでしょうか?

けれども、実体験3月生まれで大人になりましたが、
実際体格差や発達差で困った経験は本人にはなく、
小学4年生辺りからほとんど差はなくなりました。
(筆者は女性の成長スピードのため男性の場合はもうすこし差が縮むのは後倒しになるかもしれません)

ちなみに、今春から年少になったこむぎは、
おむつ愛用のまま入園式を迎えました…。

3月生まれということもあり、結構年少おむつでも引き受けてもらえますよ。

子育てにまつわる手当が最大11か月分少ない

これは前述の通りです。

個人的には児童手当が11か月少なくても気にならないのですが、
子ども医療制度の補助が11か月少ないのはちょっと痛いかなぁとは思いますが…。

それでも病院が頻度高く必要な年齢って圧倒的に幼児期なので、
子ども医療制度の補助で中学生や高校生で大いに利用するって稀なケースかなと思います。

子どもにまつわる手当類は確かに額面は少なくなりますが、
子ども自身が稼げるようになる年齢が卒業とほぼ同時なので、
子どもの一生を思えば、自身が稼げるー少ない手当ではお釣りがくるので、
デメリットとも言い難いかもしれません。

また、年金についても、
子どもが学生のうちは支払い猶予できますが、
親が代替で支払うこともありますよね。

4月生まれは本人の支払いできない期間が1年近く長いので、
結構な負担感になります。

ちなみに、学生の子の年金保険料を親が代替支払いすると、
親が控除を受けられるので、税制的にお得◎

3月出産(3月生まれ)はワーママにはメリットが多い

デメリットは時が解決することしかなく、
金銭面のデメリットは子どもを通してみれば子どもがメリットを享受する部分が大きく、大きなデメリットとは言えません。

自信が3月生まれで、
幼稚園卒園時で99㎝しかなかったチビで、
小学校低学年までは万年背の順一番前でした。

けれども小学4年生には追い付き、
学習面でも通知表は最高評価とれるようになっていきました。

現在年少のこむぎを見ていても、
発達が遅くて不利だと感じることはほとんどありません。

1歳4月入園の枠が狭くない自治体であれば、
3月出産は一番短くスムーズな復職プランを立てれますから、
ワーママなら尚のこと3月生まれを押したいですね。